毎年、新年のご祈祷を1月1日から3日間行っております。日蓮宗のご祈禱は、仏・法・僧・鬼子母神などの諸天善神に法華経の功徳を捧げ、家内安全・交通安全・開運厄除などの祈願をいたします。現世では安穏になり大難が小難に、小難が無難に転じることをお祈りします。
※ご祈祷の予定時間
元旦:6時、9時以降は15名を目安に順次、最終は12時
2日/3日:9時以降は15名を目安に順次、最終は12時
お彼岸とは、そもそも日本由来の仏教行事です。迷いや煩悩があるこの世の『此岸(しがん)』に対し、悟りの開けたあの世の事を『彼岸(ひがん)』といいます。お彼岸とは、此岸から悟りの境地の彼岸に至るまでの仏道の修行を行う期間のことをいいます。これに、日本の伝統的な先祖供養の進行が結びついて現在のような形となりました。
春のお彼岸は3月の春分の日を中日とする前後の3日間、秋のお彼岸は9月の秋分の日を中日とする前後3日間、それぞれ合計7日間とされています。
前述の修行と聞くとハードルが高いと思うかもしれませんが、例えば「人にやさしくする」「迷いや煩悩を抑える」「自分自身を見直す」など、心穏やかに過ごしてみるのはどうでしょうか?また、仏道修行の基本とされる『六波羅蜜』は全ての存在に感謝する「報恩感謝の精神」が基本となっていますので、お彼岸にお墓参りをしたり、お供えをするなども修行の一環と言えるでしょう。
日蓮聖人がお亡くなりになられた日に営む法要です。忌日は10月13日でありますが、当寺院では月遅れの11月に行っております。日蓮聖人がお亡くなりになった日、桜が季節外れの花を咲かせたという故事があり、当日は「万灯(まんとう)」という大小多くの塔を建て、桜の造花を飾って万灯供養を盛大に行います。
※お寺として、
・御会式前の数日間、有志の檀信徒と御会式準備会とし万灯建立のお手伝いをいただいております。
・当日は朝から、檀信徒とお餅をつき(臼、機械使用)、大福をを作って御宝前にお供えします。法要後はお供物としてお配りしております。